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ノーザンライツ

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EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

アラスカ・フェアバンクスにて。

フェアバンクスの歴史は、わずか100年あまり。何もない原野に1人の詐欺師が現れたことから始まったといいます。ゴールドラッシュの匂いがしはじめたアラスカに、一攫千金を夢見てやってきたその男は、のちにフェアバンクスの最初の町長になったものの、やがて百万ドルの未払いを残したまま、姿をくらましたそうです(星野道夫著、『ノーザンライツ』より)。

星野道夫さんの遺作『ノーザンライツ』(新潮文庫刊)を読み終えました。アラスカの自然に寄り添って生きる人びとの、きらめくような物語をたどりながら、まるで彼らの人生を共有、あるいは追体験しているような、満ち足りたひとときでした。

ゴールドラッシュ後、一度は忘れ去られたかのように見えたアラスカが、油田の発見により、ふただび激動の時代を迎える様子は、『旅をする木』(文春文庫)の静謐な文章とは異なり、ときに鬼気迫るものがありました。それだけ、どうしても伝えておきたいことがあった、ということなのでしょうね。

急速な近代化により、何千年もつづけてきた暮らしを放棄せざるを得なくなったネイティブ(先住民)の物語にも、どこか希望が感じられるのは、星野さんのあたたかな眼差しと励ましがそこにあるからなのかもしれません。

「アラスカで出会った多くの人々が、今、再生しようとしている。世紀末を迎え、次の時代が見えてこない今、その淡い光は、かすかな希望である。そしてさまざまな人間の物語があるからこそ、美しいアラスカの自然は、より深い輝きに満ちてくる。人はいつも、それぞれの光を捜し求める、長い旅の途上なのだ」

カムチャツカ半島で起きた事故のため、物語のつづきを読むことはできなくなってしまったけれど、遺された本を読みつづけることはできる。それは、なんて幸福なことなのだろうと思います。


「ノーザンライツとはオーロラ、すなわちアラスカの空に輝く北極光のことである。この本には、運命的にアラスカに引き寄せられ、原野や野生生物と共に生きようとした人たちの、半ば伝説化した羨ましいばかりに自主的な生涯が充ち満ちている。圧倒的なアラスカの自然を愛し、悠然と流れるアラスカの時間を愛し続けて逝った著者の渾身の遺作」

ノーザンライツ (新潮文庫)ノーザンライツ (新潮文庫)
(2000/02)
星野 道夫

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| | 23:43 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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愛すべきアラスカン

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EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

マッキンリー遊覧飛行からホテルに戻ったあと、オーロラ撮影まで時間があったので、フェアバンクスの街を散策することにしました。アラスカ第2の都市とは思えないほどのどかで、ダウンタウンといわれてもピンとこないぐらい。

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寒い時には、この辺りでも-40度になるそうで、車の排気ガスもたちまち凍ってしまうのだとか。わたしが滞在しているあいだは、拍子抜けするぐらい暖かで、ちょっと残念な気も。極寒のアラスカも体感してみたかった。

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教会を目指して歩いていると、チェナ川に差しかかりました。ほかの川と同様、完全に氷結しています。せっかくなので、橋を渡らず、向こう岸まで凍った川の上を歩いていくことに。

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すると頭上から「アラスカが好きか~?」という声が聞こえてきたので見上げると、alcoholic(?!)と思しき陽気なアラスカンが手を振っていました。なんだか憎めなくて、わたしも思わず手を振り返していました。

寒さを凌ぐためとはいえ、あんまり飲みすぎないでね~。

| 写真 | 01:57 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブッシュ・パイロットに憧れて

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EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

2月11日、アラスカ・フェアバンクスから、マッキンリーへ遊覧飛行してきました。

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小型軽飛行機は、マッキンリー登山や極北の撮影には欠かせない乗り物で、星野道夫さんの本にも腕利きのブッシュ・パイロットの話が何度も出てきます。それらの話がとっても魅力的なんです。いまではすっかり、憧れの存在。

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この日、わたしたちをマッキンリーまで運んでくれたパイロットの男性。この人に命を預けるのかと思うと、ほんのすこしドキドキ。羽根の部分は、なんと収納スペースになっています。

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雪原や氷結した川を過ぎていくと、眼下に標高6194メートルのマッキンリーが見えてきました。星野さんが好んで訪れたルース氷河も、たしかこの近くにあるはず。

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植村直己さんが冬季単独初登頂に成功したのが、1984年2月12日。消息を絶ったのはその翌13日。いまもまだ、このマッキンリーのどこかに眠っています。

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美しい景色に見とれているうちに、約2時間半のフライトが終了。星野さんや植村さんが見た風景を、もっともっと眺めていたかった。そんな名残惜しい空の旅でした。

| 写真 | 01:24 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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そして、オーロラの夜

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EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

アラスカ・フェアバンクスに到着して3日目の夜、北の空にきれいなオーロラが舞いました。ずっと夢見ていたノーザンライツ(北極光)。必ず見れるという保証もないなか、たった4泊の滞在で、これだけきれいなオーロラが見れたのは、とてもラッキーだったかもしれません。わたしの拙い写真では、この日の感動のすべてを伝え切ることはできないけれど。

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それにしても、長時間露光で、淡く繊細な光を捉えるのは、やっぱり難しい。撮っている時は、構図を考えたり、設定を変えたりする余裕もなくて、いまとなっては反省しきり……。オーロラを見るのは、一生に一度と決め込んでいたけれど、ふたたびアラスカを訪れる日は、そう遠くないかも(笑)。

| 写真 | 23:29 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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トーテムポールと音楽と

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EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

アラスカ・フェアバンクスの街を散策していたら、愛らしいトーテムポールを見つけました。

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クマの表情がなんともいえず、可愛い! お土産品を扱っているようなので、なかに入ってみました。

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所狭しと並べられた商品を見て回っていると、ふとギターの演奏が聞こえてきました。歓迎のしるしだったのでしょうね。右手には、マンモスの牙でできたピック。ノスタルジックな音色にすっかり引き込まれてしまいました。

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もっともっと、彼の演奏を聴いてみたかった。ほんとうに素敵なひと時でした。

| 写真 | 00:06 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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寒い日の終わりに。

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EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

アラスカ・フェアバンクスにて。

星野道夫さんの『旅をする木』を読んでいたら、こんなフレーズが出てきました。「寒いことが、人の気持ちを暖めるんだ。離れていることが、人と人とを近づけるんだ」

フェアバンクスの自宅で結婚披露パーティを開いた際、友人のカメラマンが、日本からやって来た奥さんに、こうアドバイスしたのだそうです。

寒い1日の終わりに、この言葉に出合えてよかった。

| 写真 | 00:22 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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帰国しました!

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EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

アラスカ・フェアバンクスにて。

14日夕刻、無事帰国しました! 4泊6日の短い滞在でしたが、満ち足りた時間を過ごすことができました。アラスカでの日々は、ほんとうに素晴らしかったです。一生に一度と決め込んでいましたが、すぐにでも舞い戻りたいぐらい、アラスカが大好きになってしまいました。

写真については、あまりの出来の悪さに若干へこんでおります(苦笑)。とくにオーロラが……。そんなわけで、たいしたものは撮れていませんが、しばらくアラスカの写真がつづくと思いますので、どうか気長にお付き合いくださいね。

今日は早めに休みます。おやすみなさい!

| 写真 | 23:42 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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最終日の朝

早いもので、オーロラ撮影旅行も最終日を迎えました。いま、朝の4時半を過ぎたところ。あと30分ほどでホテルを出発し、空港へと向かいます。短い滞在でしたが、アラスカの圧倒的な自然に触れ、自分のなかの価値観も大きく変わっていきそうです。

帰国したら、少しずつアラスカの写真をアップしたいと思います。よろしければ、お付き合いくださいね!

| 日記 | 22:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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マッキンリー上空で

11日は、マッキンリーまで遊覧飛行をしてきました。9人乗りのセスナで、2時間半の空の旅です。晴れわたった青空と雪の白さが印象的でした。それにしても、高所恐怖症のわたしがセスナでの飛行に怖さを感じないなんて、ほんとうに不思議です。壮大なアラスカの自然が気持ちをおおらかにするのかもしれないですね。

マッキンリーは登山家の植村直己さんが、冬季単独初登頂に成功したあと、消息を絶った場所でもあります。26年前のちょうど今ごろの出来事だそうです。そんなことを考えながら、険しくも美しいマッキンリーに見入っていました。

夜はまた、オーロラを見に近くのスキー場へ。いままでで一番綺麗なオーロラでした。

早いもので、残すところあと1日。アラスカにすっかり魅了されて、なんだか名残惜しい気持ちです。

| 日記 | 23:25 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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北極圏へ。

10日は、ついに北極圏まで行ってきました! いつもならー40度の世界が味わえる場所なのですが、この時期にしてはあたたかで、ちょっと物足りなかったです。せっかくなので、極寒のアラスカも体験してみたかった。

今回ガイドしてくれたのは、アラスカ在住38年の魅力溢れる方。星野道夫さんの友人なのだそうです。星野さんとの出会いや、亡くなった時のエピソードなど、色んなお話をきかせてくれました。

帰りにオーロラが出てくれたので、途中すこし撮影することもできました。昨日よりも綺麗なオーロラでした。セッティングにも慣れてきて、コツもつかめてきた気がします。

明日は、あの山(!)へ遊覧飛行してきます。そして夜はまた、オーロラ撮影の予定です。新鮮な体験がつづいていて、時間がたつのが早いです。

| 日記 | 23:03 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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アラスカ初日

9日夕刻、アラスカのフェアバンクスに到着しました。この季節にしては暖かい一日だったようで、ピンと張り詰めた冷たい空気が心地よいぐらい。ホテルに到着後、さっそく簡単な講習を受けて、オーロラ撮影に行ってきました。

最初は満天の星と、淡い緑のオーロラを見ることができ、飛びあがるほど嬉しかったのですが、次第に厚い雲が一面を覆ってしまい、心はどこか不完全燃焼。みな、同じ気持ちだったかもしれないですね。残りの滞在に期待です。

10日はいよいよ北極圏へ。なんと、星野道夫さんのガイドをしたことのある方が、案内してくださるのだそうです。どんな景色が見れるのか、ほんとうに楽しみです。フェアバンクスはもうすぐ朝の4時。そろそろ寝ます!

| 日記 | 21:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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出発!

そろそろ成田に向けて出発します。いよいよです!

滞在先のホテルにWi-Fiが入っているようなので、iPod touchから更新できるかもしれません。写真はアップできませんが、興味のある方はご訪問くださいね。

それでは、行ってきます!

| 日記 | 10:17 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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出発前夜

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EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

新宿にて。

なんとかパッキングを終えて、ほっと一息。旅先が極寒のアラスカとあって、想像以上に準備がたいへんでした。旅行を決めてからの3週間、ほんとうにあっという間でした。

フライトは9日の午後。12時間後には成田空港です。シアトル、アンカレッジと乗り継いで、フェアバンクスへ。到着したその日の夜には、最初のオーロラ撮影会。うーん、なかなかハード。

このところ忙しい日がつづいていたので、飛行機のなかで本を読むのが楽しみ。持って行くのは、星野道夫さん『旅をする木』『ノーザンライツ』の2冊。『旅をする木』を読み始めたら面白くて、もう半分ぐらい読み終えてしまいました。

星野さんが見た景色。もうすぐ見れると思ったら、またドキドキしてきました。

| 写真 | 01:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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オーロラ撮影のための備忘録(機材編)

Shinjuku_1
EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

異変から5日。食欲もだいぶ戻ってきました。週末には完全復活の兆し。

先週の日曜日、オーロラ撮影に必要な機材を買いに、新宿のYカメラさんに行ってきました。以下、持参する機材の備忘録です。よろしければ、参考にしてみてくださいね。

カメラ:相棒EOS 7D。バルブ機能がついているか、15秒以上の長時間露光ができるカメラが必須。フィルムの場合、自動巻き上げだと凍って切れることがあるので注意。

レンズ:「EF-S 15-85 IS USM」「Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE」の2本。オーロラ撮影には、35mmよりも広角で、開放絞り値が2.8よりも小さいレンズが理想的。EF-S 15-85は、3.5-5.6と少し暗いので、ISO感度を上げて対応。

三脚:持っていなかったので、SLIKの724 PROを購入。憧れのジッツオは高くて買えないので、、、グッと我慢。クイックシューはあったほうがベター。

バッテリー:予備バッテリー2個購入。寒さで消耗が激しいので、ほんとうは3個のほうが安心。

カメラの防寒対策エツミのデジタルプロテクターカバー2を購入。市販のカバーは値が張るので、マフラーなどでも代用可。さらに楠灰カイロ(本体2個、燃料棒2ケースを購入)で暖めながら撮影。当然ながら、使い捨てカイロでは歯が立たない。燃料棒は、空港で没収される可能性があるので注意。その場合は現地で調達。

結露対策:カメラを入れる密封性の高い袋(Ziplocやポリ袋など)を数枚。温度差のある場所を行き来する際、これらの袋でカメラを密閉して移動する。

その他:レリーズ(カメラと一緒に防寒しないと、凍ってしまう可能性あり)、水準器(多分、暗くて見えないけど)、そしてコンパクトフラッシュ8Gを2枚購入。

ほかにも、昼間の撮影用にEF-S 15-85のためのPLとNDフィルターを購入(KenkoのPRO1 Digitalシリーズ)。Planarと兼用できるよう、ステップアップリングもあわせて調達しました。フィルターはかなり値が張ったけれど、ここでケチると写りに影響が出かねないので、なるべくいいものを選択。でも、高かった(泣)。

と、ここまででも相当な出費。痛いです(絶叫)。オールドレンズは、当分買えないでしょうね……。撮影時のポイントについては、帰国後にでもご紹介できればと思います。どうかどうか、綺麗なオーロラが出てくれますように!

| 写真 | 23:42 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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異変

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EOS 7D+EF-S 15-85 IS USM

銀座にて(最近あまり写真を撮る時間がないので、年明けのものを)。

昨夕、胃に異変が……。繰り返される嘔吐と吐き気に七転八倒して、朝を迎えたのでした。午前中にアポがあったので、這うようにして会社に行き、午後は大事をとってお休みすることに。

土曜日に食べた、牡蠣のガーリックオイル漬けにあたったのかなあ。ウイルスの潜伏期間が2、3日とぴったり一致するのでかなり疑わしいけれど、病院の先生曰く「下痢の症状がないから別の原因かも」。ということで、胃薬を飲みながら様子を見ることになりました。

いずれにしても、アラスカ出発直前じゃなくてよかったです。早ければ4、5日で回復するらしいので、今週は安静にして過ごしたいと思います。

それにしても、、、牡蠣こわい~。

| 写真 | 21:29 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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